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カルクウォール

カルクウォール

スイス漆喰カルクウォールの生みの親であるスイスウォール社は、「自然素材の建材は品質的に優れたものであり、健康的な室内の空間を作りだし、味わい深く年を重ねていく。」という信念からは誕生しました。

1953年Dr.ケミカルが創立。
以来、スイス伝統の製法による有害物質を廃した100%天然成分の塗材を現代の建築に適合させて開発しています。
1975年に経営者となったエルンスト・ビューラーは「スイスバウビオロギー協会」設立の主要メンバーのひとりで、半世紀も前から内容成分の完全明示を行うスイスウォールは常にバウビオロギーの観点で最高レベルにあります。

スイス生まれの本漆喰

スイス、ドイツで中世の建物に使われてきたスイス漆喰は、世界で始めて「バウビオロギー=呼吸する住宅」を提唱したスイスウォール社が中世の漆喰そのものを、当時の成分そのままに今も製造する本物の天然100%の本漆喰です。

バウビオロギーとは BAU=家、BIOLOGY=生物学問 をあわせた造語で、生物のように呼吸する住宅が住む人と環境を健康にするという意味で、健康で安全な住宅や暮らしを作る合言葉として、世界の建築家に広がっています。
元々は完全性を確認されないまま製造される、化学品や建材そしてそれらのために変わりつつある家造りや暮らしに警鐘を鳴らすために起こった運動なのです。
日本でも2000年以降、アスベストやシックハウスを始めとする化学物質が引き起こす様々な病例が報告され、建築物における規制へと広がりました。
近年、建築家達は「呼吸しない建材で建てる家の危険性」に気づき、バウビオロギーの考え方に基づいた住宅の重要性が知られつつあります。
そして、そんな「住む人の健康と地球環境」に理想的な“漆喰”に注目が集まっていますが、古くは4000年前からヨーロッパで使われ続けてきた漆喰はもう現在ではほとんど残っていないのです。

現在使われる「漆喰」とは、化学物質や添加剤・砂を大量に加えた、いわゆる“石灰モルタル”が主流となり、本来の「本漆喰」とは別物なのです。

住まいを快適にするスイス漆喰

ヨーロッパで3000年以上前から現在まで使われている漆喰。雄大なアルプスの山々が育んだスイス漆喰は、住まいを快適にし住む人の気持ちまでも癒してきた伝統の素材です。

スイス漆喰は天然成分100%でありながら、素材のもつ優れた性能により古代から現在まで愛され続けてきました。Ph12.4の強アルカリ性がカビの発生を抑え、嫌な臭いの成分である有機物を分解します。
その他、スイス漆喰は吸放湿性に優れ湿気をコントロールして過ごしやすい室内をつくります。空気をキレイに、室内環境を快適にする安全で優れた素材です。

住まいを快適にするスイス漆喰

スイス漆喰の主成分である「石灰」。元々の由来は貝殻・サンゴやプランクトン等の生物起源にあります。それが長い時間をかけ堆積し、地層を作り隆起したものです。従って石灰岩が採掘される場所は大昔は「海」だったということになります。

採掘された石灰石を950℃の低温焼成すると生石灰になります。そこに水を加え3カ月熟成させることで、消石灰「スイス漆喰」の原料となるのです。
スイス漆喰は、水分の蒸発と大気中の二酸化酸素を吸収することで、元の石灰(大理石と同じ炭酸カルシウム)に戻っていきます。
つまり元の石に戻るわけです。1トンの漆喰は乾燥のプロセスで600kgもの二酸化炭素を吸着し元の石灰石へと還っていくのです。
つまりスイス漆喰は住宅に100年の耐久性があるのも道理です。 漆喰のもつ“力”だけを利用した、外壁にもお使い頂ける高い硬化性が産まれるのです。

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